健診と検診の違いって知っていますか?
[2019.04.10]
【けんしん】には大きく分けて2種類あります。
健診とは「健康診断」のことです。健康かどうかを調べ、病気の危険因子を早く見つけることが目的です。つまり、一次予防です。
それに対して
検診とは主に「がん検診」のことです。特定の病気を早期に発見して早期に治療することが目的です。つまり、二次予防です。
予防の一次や二次って何のこと?って思いますよね。
実は、病気の予防には、大きく分けて3種類あります。
一次予防:病気にならないようにする(例えば、生活習慣改善や予防接種など)。
二次予防:病気になってしまった人を早期発見・早期治療する。
三次予防:病気になってしまった人の後遺症の進行を防ぐ(例えば、リハビリなど)。
病気というのは、まずはならないようにすることがとても大事なのです。
しかし、2015年の国のデータでは、特定健診の受診率は50.1%とまだまだ低いのが現状です。
また、2016年のがん検診の受診率も胃(男性 46.4% 女性 35.6%)、大腸(男性 44.5% 女性 38.5%)、肺(男性 51.0% 女性 41.7%)とまだまだ低いです。
ぜひ、健診や検診を受けて、自分の身体を自分自身で把握して守っていきましょう!