小腸がんはなぜ少ないの? [2018.06.29] 普段、診察をしていると、ふと疑問に思うことが多々あります。 大腸がんは増えてきているのに、小腸がんって聞いたことないなー。 なぜでしょうか? 働きとしては、主に小腸は栄養を吸収し、大腸は水分を吸収します。 小腸は、大腸に比べて免疫機能が高く、がんの原因となりやすい毒物や細菌・ウイルスなどを排除する機能が強いためです。 小腸がんの発症は一年間に10万人中0.4人程度と極めてまれなのもそのためです。 小腸は非常に優秀な臓器なのですねー。 前の記事へ次の記事へ